道路改良工事(田野倉)

道路改良工事(田野倉)道路改良工事

完成までの流れ(施工ブログより)

宇都宮那須烏山線その1(快安道補) part12016.11.16

立冬が過ぎ、北風が寒く感じられるようになってきました。

これから風邪やインフルエンザの流行も考えられ、我が社でもインフルエンザの予防接種などを行いました。

この記事を見ている方々も日々の温度変化にも負けず、ご自愛いただけたらと思います。

さて今回以前より準備をしていた工事のほうが本格的に始まりましたのでご紹介させて頂きます。

工事名

道路改良工事 宇都宮那須烏山線その1(快安道補)

発注者

烏山土木事務所(整備部)

工事概要

工事延長:175m

今回は土工メインの開削工事となります

工事場所

那須烏山市田野倉

工期

平成28年10月7日~平成29年3月10日

宇都宮那須烏山線

今年の10月末より測量等を始め、本日より本格的に工事に入りました。

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道路予定地のコンクリート構造物撤去が最初の仕事となります。

現道の真横ということもあり、破砕の際のコンクリートの飛散による一般車両、通行人への影響が心配されました。

ですので安全施設としてネット柵を設置し、対策をしました。

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ネット柵自体が倒れるなどの危険にならないように、単管をバックホウにて深く地面に差し込み、突風への対策もしています。

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このように安全第一、周囲の皆様への危険が無いように工事を施工させて頂きます。

引き続きご協力お願い致します。

宇都宮那須烏山線その1(快安道補) part22016.12.7

東京では54年降りに11月での初雪が降り、各地でタイヤの交換に工場やタイヤショップがてんてこ舞いとなりました。

荒川建設も例外ではなく、除雪作業のためのダンプにチェーン装着したり、社員の車をスタッドレスに変えたりと対処に追われました。

そして雪が降った当日、道路のパトロールを実施し、雪で道路にしなだれた竹や木々の伐採などを行い。

また翌日の凍結に備えて融雪剤の散布も行いました。

雪というのは土木にとって工事も止まり、除雪作業で早朝や夜半に駆り出されるというとても嫌がられるものです。

早すぎる雪の到来に面食らいましたが、今年は雪が少なければと願っています。

 

前置きが少し長くなりましたが、今回は宇都宮那須烏山線その1(快安道補)の続報になります。

前回は荒川建設倉庫の横にある箇所の構造物取り壊し、路床掘削による残土搬出を行いました。

そこに暗渠敷設、無効層敷設と続いていくのですが、今回は同時進行で田野倉交差点を挟んだ反対側、那須烏山線沿いの作業を進めていきます。

DSCN2322

この場所は前回よりも現道に接した場所であり、更に山の掘削、擁壁の取り壊しなど大変危険を伴う作業となります。

ですので前回よりも土の流出、ガラの飛散への対策を施しました。

DSCN2321

道路際に大型土嚢を並べ土の流出、またネット柵によりガラの飛散などをガード。

更に控えを増やし、柵が倒れないように工夫を加えています。

 

また12月の頭に安全パトロールがあり、切り出しである現場上部にて指摘事項がありました。

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DSCN2337

民家と現場が近く、容易に施工箇所に入れてしまい、また斜面となるため事故に繋がる状態でした。

その指摘を受け、ネット柵で仕切り進入防止を施すという改善を行いました。

DSCN2336

 

これから作業へと入りますが、安全を第一と考え、努めていきたいと思います。

大変ご迷惑をお掛けしますが、ご協力をお願い致します。

宇都宮那須烏山線その1(快安道補) part32017.1.17

新年明けましておめでとうございます。

昨年末は幸運にも好天に恵まれ、また関係各社皆様のご尽力により事故も無く工事を進めることが出来ました。

天候には勝てませんが、無事故無災害を心がけ、引き続き安全第一で工事を進めていきたいと思います。

今年も皆様のご協力の程よろしくお願い致します。

 

さて、宇都宮那須烏山線の続報です。

月毎に更新していますので、その3で三ヶ月目となります。

その中で一部仕上げた箇所などご報告致します。

 

まず先月報告させて頂いた地山の掘削、構造物撤去の進捗状況ですが、無事完了することが出来ました。

途中軟岩(白く見える部分)の法面整形に苦しめられましたが、下請けの方の丁寧な仕事とオペレーターの手腕により計画通りに勾配を仕上げることが出来ました。

この場にて感謝を申し上げます。

法面同士が交わる角など綺麗に仕上げるには熟練の技が必要です。

 

また前回と比べてみますと

着手前

完了後

地面に散乱したゴミやコンクリートガラなども綺麗に取り除いて頂きました。

重ね重ねご協力ありがとうございました。

 

さて、次回はその1で紹介させて頂いた道路路盤の続報へと戻りたいと思います。

前回よりも見違えるように整備されたところをお見せ出来たらと努力し、また日々安全第一で施工のほうをさせて頂きます。

次回もよろしくお願い致します。

 

宇都宮那須烏山線その1(快安道補) part42017.2.14

ついに降ってしまった雪も那須烏山では大きな積雪も無く

工事への影響も少なく済み、ほっと胸を撫で下ろしています。

良好な天気が続く反面、気温のほうは乱高下し、暖かい日と寒い日

一日でも寒くなったり暑いほどであったり気温は暖かくても風は冷たいなど

体調を崩す要因となっているかと思います。

皆様体を壊されませんよう、気をつけてお過ごしください。

 

さて今回はその1で紹介させて頂きながら

長らく報告をしていなかった箇所の報告をさせて頂きます。

結果を先に申し上げますと、2/2を以て作業を完了致しました。

ですので今回は作業を写真で振り返り

順を追って説明したいと思います。

構造物の撤去が終わり、全体を軽く整地、丁張を掛けた状態です。

工事はここから始まりますが

見どころは側溝の入る位置を赤くマーキングしているところ。

この時点から側溝の位置を強く意識しています。

設置する構造物の形がそのまま道路の形

道路の幅へと影響してしまうからです。

床掘り風景、道路は何層もの砕石によって地盤を造り

車などの重量を支えるように作られます。

そのためにまず地面を計画まで深く掘り下げます。

丁張の間に糸を張り、糸から地面の高さを測ることで

深さの管理をしています。

床掘り完了風景、箱堀りとも言います。

石を敷き詰めるための箱を作っていると

考えるといいのではないでしょうか。

今回の現場では床掘り時点で多くの湧水が出てきました。

そのままでは地盤に悪影響を与えることが考えられたので

暗渠排水、地面に水を取り込むパイプを入れることで水抜きを行うこととなりました。

周りを単粒という水を通す砕石で埋め戻して完了です。

道路の下地となる無効層と呼ばれる層の完了写真です。

このように砕石を敷き、締め固めていくのですが、栃木県の土木工事共通仕様書に基づき

厚さ20cm以上の砕石を一度に入れてはいけません。

その為、1層ごとの厚さ管理、締固め状況の確認を行い

道路として必要な支持力に高めていくことになります。

と、その前にもうひとつ重要な作業、側溝の設置があります。

最初に書きました通り

側溝の位置が道路の幅や線形に大きく影響を与えてしまいます。

また舗装の完了した道路の高さが側溝の頭と同じ高さになりますので

砕石厚を確かめる目安となります。

丁張も新たに掛け直し、側溝をふせていきます。

 

少しづつ高さが上がっていっているのがわかりますでしょうか?

最後の写真は下層路盤という層の写真であり

ここから上層路盤、基層、表層という過程を経て

皆さんが知る道路となっていきますが

今回の工事ではここで完了となります。

 

下請け各社、周辺住民の方々、ご協力ありがとうございました。

この道路の完了で進捗率50%といったところです。

次回は烏山線の線路を挟んだ向こう側、地山の掘削を行っていきます。

引き続きご協力よろしくお願いします。

 

 

宇都宮那須烏山線その1(快安道補) part5(完)2017.3.27

少しづつ暖かい日が増えてきましたが、花粉も舞う季節となってきました。

3月は年度末ということもあり、花粉症に書類作業にと騒がしい日が続いています。

忙しいのもあと少しと思い、頑張りたいと思います。

 

宇都宮那須烏山線その1(快安道補)part5です。

 

前回は2/2に完了した作業についての説明に終始させて頂きました。

なので今回は2/2より行われた作業について書かせて頂きます。

 

前回の現場より、烏山線を挟んだ反対側に見える擁壁とその上が次の現場となります。

 

この現場は現道沿いということはもちろんですが、掘削、擁壁の取り壊し作業があり。

土砂や玉石の落下が大きな課題となりました。

まず最初に行ったのは片道交互通行とすることでした。

進入路を作る際の取り壊し作業を当然として、その後も継続して警備員を配置し。

玉石の飛散による一般車両への接触を防ぎました。

片側交互通行を行ったことで、交通の際ご不便をお掛けしたことを陳謝し。

皆様のご協力に感謝致します。

次に行ったのは飛散防止ネットを張ることでした。

片側交互通行だけでは落下した玉石が地面で跳ね、道路に飛び出す恐れがあった為です。

この作業を行ったことで、玉石などが落下した際、ネットによって抑えられ、飛び出しを防ぐことが出来ました。

この工事において一番のアイデアだったと思います。

 

また作業が続くにつれ、雨水や土砂の流出対策が必要になりました。

法面を切り、一段下がった状態となったことで、雨水が集まり。

掘削したばかりの土を伴って流れてしまう恐れがありました、

それを土のうを並べて置くことで道路への流出、また土砂の落下も防ぐことが出来ました。

 

完成。

協力会社、近隣住民、皆様のお陰で無事作業を終わらせることが出来ました。

この場にて感謝申し上げます。

 

これで細かい片付け、検査などを残し、工事は完了となります。

この後の作業は他会社へと引き継ぎ、また別の工事として行われることとなるでしょう。

宇都宮那須烏山線の一部に関わった者として、無事の完了、開通を願い、締めさせて頂きたいと思います。

 

皆様ここまでお付き合い、読了して頂きありがとうございました。

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